明日葉の基礎知識

明日葉の効能が注目されるわけ

昭和六三年四月に、京都で開かれた 国際フリ上プシカル学会 でスイスの、フレッドーゲイ博士らのグループは 血液の中に含まれる、ビタミンの量が多いほど、ガンで死亡する確率が低いと約3000人の追跡調査の結果を発表しました。

つまり、ゲイ博士らは、スイスのバーゼル市に住む30代後牛から50代後半の健康な男性2975人から血液を採り、血液中のビタミンA、C、EやビタミンAになる前の物質、βカロチンなどの量を測ったのです。

そして7年後に追跡調査したところ、9%に当たる268人が亡くなっており、そのうち102人がガンで死亡していました。

生きている人と死亡した人のビタミンの量を調べたところ、ビタミンAが少ない人は、多い人よりも胃ガンになる率が六倍高く、βカロチンでは約3倍、ビタミンEでは2.5倍の差となっていたそうです。

したがって、ビタミンの量が多いということは、ガンに対する抵抗力も高いという結果になります。

またこれだけではありません。

昭和63年4月に 日本農芸化学会 が開かれ、納豆やニンニクに血栓予防効果があると、宮崎医科大学の須見洋行助教授や日本大学の有賀豊彦助教授が発表しましたし、
東京大学の荒井綜一助教授は、母乳や牛乳には、オピオイドペプチドが含まれており、それが人間の神経を鎮静させる作用があるとか、
名古屋大学の牧野志雄教授らは、大豆タンパクの中の胆汁酸結合タンパク質に、インシュリンの作用を増強させる効果があるとの報告をするなど、食物には、人間の神経系統のほか、ホルモン分泌系、循環器系、人体の免疫機構などにも大きな影響を与えるということが多くの研究者から明らかにわかってきたのです。

それから、これも昭和63年4月平山雄予防ガン学研究所所長(元国立ガンセンター疫学部長)も 毎日肉食すると大腸ガンになりやすいが、同時にカボチャやイングンなど緑黄色野菜を食べると逆に大腸ガンは減る と食物のすごい効果を発表しています。

このことは、自然の法則にのっとった食べ物を摂ることによって、体を本来あるべき自然の状態に戻し、自己治癒力を充分に発揮させることによって、病気が冶ることだと思います。

両著者は、病気を根本から治すものは、食生活にあると考えているのです。

薬の役割は5%、95%は自然治癒力によるものであるということをよく確認することが重要であると思います。

人間の体というものは、食べ物によってどのようにも変わるということもいえます。

人体の成分と、食べ物の成分と比べてみると、ホルモンと酵素だけがよけいにあります。

この二つは人間の身体の中で、タンパク質によって作られます。

したがいまして、食物としてタンパク質を必ず摂り入れなければならず。

食物が体を作る″といわれるゆえんもここにあるのです。

アメリカ人の病気と食生活の問題を調査した マクガバン報告 によれば、まず 新生児の異常、奇形、死亡はミネラル、ビタミン不足が原因 としています。

そこで新生児を死亡させた母体(18~41歳)を調べた結果、ミネラル、ビタミンの不足が目立つことがわかったのです。

特にカルシウム56%、鉄分92%、ビタミンA65%、ビタミンC49%とこれだけの比率で不足していたのです。

おわかりのように鉄分不足がいちばん多く、それによる貧血、死亡という悲劇を招いているのです。

このマクガバン報告こそが、世界で初めてミネラルがわれわれの健康に欠かせない重要な栄養素であるということを立証した公的な報告なのです。

そしてどうしても次のものが必要であることが再認識されたのです。

8種類の必須アミノ酸
16種類のミネラル
15種類のビタミン

これらはどうしても食事から摂取しなければなりませんが、その食物の質が近年とみに下がってきています。

つまり、

・白砂糖、精白した小麦粉、精製塩、精製された油と精白食品は、人間の体内では血液への吸収が早すぎます。加工食品の普及によって、成人病がここ30年世界中にどんどん増えています。

・ハウス栽培による野菜中のビタミン、ミネラルの減少がいちぢるしく、ビタミン、ミネラルの抜け落ちたものを食べている。

・体にとって異物である食品添加物の乱用、これに対して体の中のビタミン、ミネラルが多く使われる。

・大気、水の中の環境汚染物質、一般食品中に残留する農薬、この解毒作用にビタミン、ミネラルが失なわれる。

・現代人の生活は、精神的ストレスが大きい、この精神的ストレスも体内のビタミン、ミネラルを消耗する。すなわち、ビタミンB群、ビタミンC、そして亜鉛を普通以上に必要とすることが明らかになっています。

このように、30数年前に比べると栄養補給による治療効果 が今こそ必要になってきているのです。

生理的活性度を高めて、生命力を強化させる食物を心して摂らねばなりません。

天然成分の複合的効果が徐々に示されてきて、保健食品(最近は機能性食品ともいう)で健康の保持、増進がはかれることが解明されてきました。

特に、微量栄養素といわれるビタミン、ミネラルは、エネルギー源ではなく、食べ物のエネルギーをフルに活用し、病気を防ぎ、治す、見のがすことのできない名脇役的存在なのです。

ビタミン、ミネラルなしでは、何の働きもしません。

ビタミンは人間の体の中でいくつかは合成されますが、ミネラルはどれ一つとして作り出すことはできません。

ミネラルが不足すると、いかに良質のタンパク質を摂取しても、栄養のバランスを考えた食事をしても、これらの栄養素は働きません。

三大栄養素(炭水化物=糖質、脂質、タンパク質)といえども、ミネラルがなければ働きを発揮できないという重要な事実を再認識する必要があります。

また、特に重要なことに、ビタミンはミネラルがなくては何の働きもできません。

逆にミネラルが活動する時にも、ビタミン類が関係する場合があります。

例えば、鉄を吸収するにはビタミンC、亜鉛を吸収するには、ビタミン86というように、ビタミンとミネラルは実に深い相互関係にあるわけです。

しかも、ビタミン、ミネラルともに一種類が欠けても人間の代謝機能に支障をきたし、病気の原因となります。

だからよく、難病や奇病と呼ばれる病気にミネラルが劇的に効くケースがあるのもこのためで、これは効くというよりも、不足していたために生じた病気が、それを補ってやることで、体が正常に戻るだけのことで、よく考えてみれば別に不思議なことではないのです。

しかし、健康を維持するには不足する栄養素を、サプリメント(補助)として与えるだけでは不充分で、未知の栄養素を含めて、食べ物の素材を見直すことが大切なことです。

病気で死ぬ動物は、人間と人間に飼われている家畜ぐらいなものだとは多くの学者が証明していることがらですが、自然界の動物の死は、事故死を除けばほとんどが自然死です。

その根本は天然の食物を摂取しているということであり、それに各種のストレスがないことがあげられています。

現代人のほとんどが、半健康人だという裏には、ストレスの増大、食生活の歪みが大きく影響をしているのです。

先はどものべたように、最近特に食物と病気に関する研究が盛んに行なわれるようになりました。

それは 食物で病気にならないよう健康の保持、増進がはかれる仕組みが、科学的にわかりはしめた ということからからなのです。

だから、昔からことわざの中に意外に食べ物にちなんだものも多くみられます。

例えば
元気百菜豆一生
そばは中風を防ぐ
梅はその日の難逃れ
たばこを吸ったらお茶を飲め
イライラにはワカメの味噌汁
キュウリは血を清める
コンニャクは体の砂洗い
昆布を三年食べるとこぶが落ちる
ショウガは村薬一番 などです。

したがいまして 病気になったら薬で治せばよい という考え方はもう古いといわざるをえないのです。

食物で病気を防ぎ、健康になり、健康を保つというのは、古くて最も新しい科学的な考えなのです。

つまり 食の医学 が登場し、注目を集めているのです。

中国医学では医食同源とか薬食同源という言葉がよく使われます。

この言葉は、食べ物が薬となるので、毎日の食事で健康を保ち、体を丈夫にすべきである、というのがこの言葉の意味するところです。

食の医学の見直しは、今や世界的な傾向であって、食の医学が重要視される時が来たことを銘記すべきです。

すでにあしたばの成分をのべてきました。

アシタバは文献などによれば、ずっと昔から 霊薬 として認められていたわけでやはりその分析を見てみると、制ガン作用など多くの働きがあるとされている、ゲルマニウムや貧血や末梢神経障害の予防作用のあるビタミンB12など多くのビタミンやミネラルが含まれていることが明らかとなりました。

あしたばの素晴しさを発見された、後藤博士(北海道大学医学部出身で医学博士、理学博士でもあり、現在東洋薬草研究所所長)は、その著の中でアシタバに今までのべた多くのビタミンやミネラルが含まれているために次のような症状に効果があると報告しています。

それによれば、高血圧、低血圧、ガン、糖尿病、動脈硬化、脳卒中、頭痛、肩こり、リウマチ、更年期障害、胃潰瘍、肝炎・肝硬変、心臓病、強壮作用、白血病、貧血、痔、不眠症、頭がよくなる、性格が明るくなる、便秘、精力・体力増強、鼻炎、狭心症、風邪などに効果が認められたことをのべた上で、個人の体験例も同じように効果があったとしています。

結局、アシタバがこのように多くの症状に効果が認められるのは、特にゲルマニウムが含まれているために、血液をきれいにし、血管も強くするし、血圧を正常に戻す作用や、ガンの予防や治療にも好影響を与えることになるのです。

それから、明日葉に多量に含まれているビタミンB12は悪性貧血を予防したり、脊髄障害で四肢のシビレや歩行障害になるのを予防したり、神経の修復作用があると推定されております。

また、葉緑素は、直接造血機能に関与しており、充分摂っていないと健康な血液がつくられません。

また葉緑素を充分補って腸の機能を整えることも大切です。

このように、明日葉は、高麗人参や霊芝などに劣らない、ゲルマニウムやビタミンB12を含有している奇跡の薬草といえます。

それから、明日葉は、あえ物やジュースにするなど料理としての利用法がいろいろ考えられます。

明日葉


八丈島産 明日葉

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